明日は勝ち点19で16位の大宮と、勝ち点18で17位の広島との、1部残留争いをするチーム同士の直接対決だ。
大宮のフォーメーションは4-3-3が定着したようだ。(悪いけど私には4-5-1か4-6-0にしか見えないが、以下フォーメーションの説明の便宜上4-3-3とする)
少し分解するとMF大山啓補をアンカーに置くので4-1-2-3かな。
FWは江坂任とマルセロ、中盤はMFカウエが定着したようなので、残るポジションは他の選手が競いあうのかな。
戦術というと大げさなので、スタイルというけど、大宮はどんなスタイルのサッカーをやろうとしているのかな?
なんだかよくわからない、というのが正直な感想。
渋谷監督になる前までは大宮は4-4-2を堅持してきた。ディフェンスラインと中盤はフラットで守備的なセントラルミッドフィルダーを置く方式は良くも悪くも続いてきた。
その集大成は2016シーズンでリーグ過去最高位の6位を記録した。1部に昇格して一度も一桁の順位になったことがなかった大宮が。
このシーズンのトピックスは失点がリーグで2番目に少なかったこと。得点はそうでもなくてリーグ7位かな。
ディフェンスが良かったんだよね。家長昭博の活躍って言いたくなるけど(もちろん家長も活躍した)。
壊しちゃうの?フラットの4-4-2。
否定はしないけどね。現状をぶっ壊すことも必要なことがあるからね。
自分も2部落ちするのが嫌だから以前スリーバックにしちゃえとか、言いたいこと言ってたから人のことは言えないし。
でも今さら4-4-2は嫌いじゃなかったって思う。大宮の4-4-2の課題はサイドハーフの技量とFWに難があったくらいだから。家長をFWにシフトしただけで変わったでしょ。選手補強しながら磨いていけば良くなったかも。
正解はどこにあるのでしょう?
まあ正解がないからこそ、指導者も選手も悩むのかもしれません。
正解にたどりつけるように模索している大宮アルディージャ。消化不良のプレイが続くかもしれないけど、付き合いますよ、もちろん。(笑)