本や音楽やドラマなどのほか、大宮アルディージャのホームゲーム観戦を中心にした関連記事

Kobayakawaのブログ

「読書で散歩」 一覧

田淵正浩『おとな48手 心と体にやさしいメソッド』《”ゼロポジション”という発想》

2020/02/21   -読書で散歩

『おとな48手 心と体にやさしいメソッド』(田淵正浩 アスコム 2019年) 著者の田淵正浩さんはAV男優歴30年、年齢52歳で現役という強者(つわもの)だ。そんな田淵さん、元々はセックスが強いほうで ...

アガサ・クリスティー『ナイルに死す』《海外旅行物は逃避的世界を広くする》

読みかけのアガサ・クリスティ 膝の上に伏せて 遙かナイルの流れに目を癒せば (さだまさし『ナイルにて ―夢の碑文(いしぶみ)―』   アガサ・クリスティーが探偵小説のことを”逃避的文学”と位 ...

石原さとみ主演ドラマ『霊能力者 小田霧響子の嘘』《霊に取りつかれた人々の嘘を暴く》

ドラマ『霊能力者 小田霧響子の嘘』(テレビ朝日 全9話 2010年)がテレ朝チャンネル2で再放送されている。原作は漫画『霊能力者 小田霧響子の嘘』(甲斐谷忍 集英社 2008年)。 超常・怪奇現象やオ ...

悟東あすか『神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと』《すべてをゆだねた時に祈りは届く》

2020/02/17   -読書で散歩

先日『あの世に聞いた、この世の仕組み』(雲黒斎 サンマーク文庫 2020年)の記事を書いていたら思い出した本があったので取り上げてみたい。 『神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと』(悟東あすか ダイ ...

アンソニー・ホロヴィッツも脚本を書いた『バーナビー警部』の再放送がAXNミステリーでバレンタインデー(2月14日)からスタート

「ありゃあリネット・リッジウェイだね!」 「うん、彼女だ!」 酒場〈三冠亭〉の主人バーナビーは、そばにいる友達に相槌を打った。 (アガサ・クリスティー『ナイルに死す』)   アガサ・クリステ ...

雲黒斎『あの世に聞いた、この世の仕組み』(文庫化)《思考を停止せよ!》

2020/02/13   -読書で散歩

書店で『あの世に聞いた、この世の仕組み』(雲黒斎 サンマーク文庫 2020年)が文庫化されているのを見つけた。この本の初版は2010年。私が買ったのは2012年頃で、この本のタイトルとペンネームに魅か ...

【追悼】野村克也『弱者の兵法』《野村さんは弱者の味方だった》

野球界の野村克也さんが亡くなった。ご冥福をお祈りしたい。 野村克也さんには「言葉を持った指導者」という印象がある。誰にでも分かる言葉で、野球のことを説明できる。野村さんには独自の人材育成論や組織論があ ...

《建国記念日(建国記念の日)の分かりやすい解釈》 浅見帆帆子『あなたも宇宙とつながっている 今、伊勢神宮に魅かれる理由』

2020/02/11   -読書で散歩

伊勢神宮は何をするところ? こう聞かれて即座に答えられるだろうか。私なりに答えてみよう。 日本で獲れたお米や野菜など豊穣な作物に感謝しそれをお供えするところ。そしてこれからも豊穣な作物に恵まれますよう ...

『メインテーマは殺人』『カササギ殺人事件』の作者アンソニー・ホロヴィッツ脚本ドラマがAXNミステリーで特集される 2月11日(火・祝)《殺人事件のオンパレード⁉》

「英国のテレビから殺人事件を引いたら、いったい何が残るっていうんです?」 (アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』)   『メインテーマは殺人』(創元推理文庫 2019年)『カササギ殺 ...

アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』《イギリスの系譜に連なる作品》

2020/02/10   -読書で散歩

2019年に翻訳小説でミステリー部門の7つの賞を総なめしたのが『カササギ殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ 創元推理文庫 2018年)。7冠は史上初とのことで、さながら将棋界の羽生さんだ。 『カササ ...

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