本や音楽やドラマなどのほか、大宮アルディージャのホームゲーム観戦を中心にした関連記事

Kobayakawaのブログ

読書で散歩 音楽で散歩

フジ子・ヘミング  悲しく切ない絵本『紙のピアノの物語』の絵はフジ子・ヘミングによるもの。

投稿日:2017年6月30日 更新日:

むかしフィギアスケートでエカテリーナ・ゴルデーワとセルゲイ・グリンコフというロシアのペアがいた。このペアがオリンピックで金メダルを取る前だったと思うのだが、フィギアスケートのNHK杯に出場しているのを見たことがある。確かショートプログラムでかかっていた曲がリスト作曲『愛の夢』だった。NHKのアナウンサーは英題の『ラバーズ・ドリーム』と紹介していたが、その時私は『愛の夢』という曲を知った。この曲が印象に残ったのは、曲の美しさもさることながら、ゴルデーワ/グリンコフペアのスケートの美しさだった。二人のスケーティングは本当に滑らかで、愛し合う男女の織りなすストーリーを彷彿とさせた。それ以来リストの『愛の夢』はこのペアのフィギアスケートと共に私の印象に残る曲になった。フリープログラムではチャイコフスキー『ロミオとジュリエット』を選曲していたと思うが、このペアの演技は圧巻だった。確か五十嵐さんという方だったと思うのだが、NHKの解説者もこのペアを「まるでアイスダンスのようだ」とその技術や表現力を絶賛していたことを記憶している。美男美女とはこのペアのことを言うのではないだろうか。余談だが、チャイコフスキーの『ロミオとジュリエット』カラヤン指揮/ベルリンフィルが最高だ。曲のエンディングのストリングスは本当に美しいですよ。

 

Twitterフォローボタン

-読書で散歩, 音楽で散歩

Copyright© Kobayakawaのブログ , 2024 All Rights Reserved.