さだまさしさんの『理想郷(ニライカナイ)』は沖縄民謡のメロディーをモチーフにしているように感じる。
もう夏も終わりだけど、夏に聞くとうっとりとしてしまうような曲だ。
アルバム『逢ひみての』(1993 フリーフライト)というアルバムに収録されている。
アルバム『逢いみての』には『広島の空』という曲も収められている。さだまさしさんは長崎出身だけど、あえて広島のことを歌っているようだ。
夏になると、どうしても広島や長崎のことを思い出してしまいますね。
野田秀樹さんも長崎出身で『オイル』というお芝居を作っていますね。
初演を見に行きました。
野田秀樹さんが何かのインタビューで言っていましたが、イギリスの演出家か何かに、お前はやっぱり日本人だな、と言われたそうです。野田秀樹さんが、なんで?と聞いたら、だって俺たちイギリス人が原爆のことを描こうと思わないもの、と言われたとか。
松たか子さんがラストシーンで連呼するセリフは、悲しくて聞いていられませんでした。
さだまさしさんは今日9月6日に新譜を出すようです。
タイトルは『惠百福 たくさんのしあわせ』。
『惠百福』。なんて読むのかな?と思ったら、さださんの造語で『たくさんのしあわせ』と読むそうです。
悲しみや、その反対の喜びやしあわせはさださんのモチーフのようですね。