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大宮アルディージャ観戦日記

31節セレッソ大阪戦(10/29アウェイ) セレッソ大阪に今季ホーム&アウェイでコーナーキックから4失点した大宮アルディージャ

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セレッソ大阪には学習能力がある。

大宮アルディージャの弱点の一つがコーナーキックのゾーンディフェンスだということをよく知っていた。

その弱点をC大阪に見事に突かれてしまった。

5月20日のC大阪との大宮でのホームゲームを覚えているだろうか。0-3で完敗した試合だが、3失点の内、2失点はコーナーキックでの失点だ。1点目はC大阪FW清武弘嗣、2点目はMF山村和也にゴールを許した。

Jリーグ2017 第12節 大宮アルディージャ対セレッソ大阪 セットプレイのゾーンディフェンスが明暗を分けた

今日10月29日のアウェイゲームは2失点で負けたわけだが、2失点ともコーナーキックでの失点だ。31'は大宮DF菊地光将のオウンゴール、55'はC大阪FW柿谷曜一朗にゴールを許した。2つの失点の共通点はニアサイドに早いボールを供給されたことだ。

1失点目はニアサイドでDF菊地が相手DFに競り勝ったもののクリアすることができずオウンゴールになってしまった。大宮GK加藤順大はゴールエリアを飛び出してボールにアプローチしたが、ボールに触れることはできなかった。従って、DF菊地だけの責任とは言えないオウンゴールだった。

2失点目はニアサイドで大宮FWマルセロがC大阪FW杉本健勇に競られてボールをクリアすることができずファーサードにボールが流れた。ファーサイドにポジションを取っていたC大阪FW柿谷にフリーでシュートを打たれ失点してしまった。

試合後の伊藤彰監督のコメントを見ると「セットプレイを最も警戒していた」とあるので自覚はあったのだと思うが、ホームとアウェイで、しかもそれぞれの試合の中で2度も同じ失敗を繰り返したことになる。

大宮のホームゲーム5月20日時点の監督は前任の渋谷監督だったが、伊藤監督が就任した後もコーナーキックはゾーンディフェンスを採用して、いくつかの試合で失点している。伊藤監督が就任して初めて采配をしたリーグ戦14節(6月4日)のサガン鳥栖とのホームゲームでもゾーンディフェンスによってコーナーキックから失点をしている。

Jリーグ2017 第14節 大宮アルディージャ対サガン鳥栖 伊藤彰監督就任後ホーム初采配を見る

「大宮アルディージャマガジン バモス」(VOL.112 9月1日(金)発売)に掲載されている伊藤監督のインタビュー記事にはこうある。

ー細かい話ですが、守備のセットプレーをゾーンディフェンスにした理由は?

伊藤監督 「替わって入った選手も、同じ動きができることですね。マンツーマンディフェンスだと、試合ごとに誰が誰につくのかを変えていかないといけませんが、ゾーンの場合は自分の立ち位置が明確になる。新加入選手をスムーズに入れることも含め、チーム全体が混乱しないようにしました。」

ーなるほど。

伊藤監督 「マンツーマンにもメリットはもちろんあって、強い選手がいればそこはやられない。一人ひとりの責任がはっきりしているので、『自分はこの選手にはやらせない』といった気持ちも強くなるでしょう。ただ、ブロック取りでブロックされてマークを外されると、相手をフリーにしてしまう。ゾーンならボールに行ければ勝負できると考えています。」

 

私はこれを読んで2つの点で納得ができなかった。

ひとつは「ゾーンの場合は自分の立ち位置が明確になる」というもの。

これは手段の目的化だ。目的は失点をしないということなのに立ち位置を明確にするということが目的になっている。新加入選手をスムーズに入れるというのも同じだ。

もうひとつは「ブロック取りでブロックされてマークを外されると、相手をフリーにする」というもの。5月20日のC大阪戦では2失点ともゾーンディフェンスしていたにもかかわらず、フリーでシュートを打たれている。今日の試合でも相手FW柿谷にフリーでシュートを打たれている。「ボールに行ければ」という仮説は空虚だし、今日の試合で大宮DF菊地とGK加藤はボールに行って失点しているので、そのことからも仮説が成り立っていないことが分かる。

 

つまり、伊藤監督の論理(ロジック)は空論ということになる。

 

というのも仮説⇒検証(実験)⇒証明になっていないからだ。

もちろん私はゾーンディフェンスそのものを否定する気はない。伊藤監督の論理(ロジック)に頭をひねっているだけだ。もしかしたら論理(ロジック)ですらないのかもしれない。

そもそも失点の原因を掴んでいるのだろうかと思ってしまう。原因がわからないと手の打ちようがなく成功の仮説や論理(ロジック)も絵空事になりかねない。

気になるのは伊藤監督もよくわからないままゾーンディフェンスを採用しているのではないかということだ。いや、ゾーンディフェンスだけでなく、他の戦術面や選手起用についても、なんとなくそう思えてしまう。

論理(ロジック)は重要だ。論理(ロジック)がないと、課題や改善点がわからないからだ。ただ、やっかいなのは論理(ロジック)が空論だと、課題や改善点そのものを間違えることになる。つまり、目的を達成させるための手段や方法を間違えることになり、その間違いの影響は日に日に増して、最後には取り返しのつかないことになる。

また論理(ロジック)がないと、論理(ロジック)の外にあるような直感やひらめきのようなものも働かないのではないだろうか。

 

もしかしたら、これに似たような状況が今シーズンの大宮アルディージャに起こっていたのでは?と考えるのは穿ったものの見方だと謗りを受けるだろうか。

 

もちろん責任がすべて監督にあるとは思わない。

その監督や、コーチを選んだ人や選手補強をしている人もいるわけだし、選手自身に問題があるかもしれないからね。

 

今日の試合に話しを戻すと、18'の大宮FWマテウスのラフプレイでの退場は残念でならない。得点力が無くなるわけで、これを無理やり敗因とすることもできなくはないと思うけど、コーナーキックからの失点はFWマテウスの退場とは関係がないと考えるのが自然ではないだろうか。

いずれにしても次節11月18日(土)のベガルタ仙台戦(アウェイ)はFWマテウス抜きになるので、点が獲れるFWの起用を願っているが、トップチームは明日から3連休とのことなので、誰が練習で一番ゴールするのか、やる気があるのか、などがわかるのは4日後ということになりそうだ。(笑)

 

次節は11/18(土)にベガルタ仙台と対戦。
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