昨日はサポーターズミーティングに参加してきた。私自身初めて参加したのですが色々勉強になりました。
過去に参加した友人からミーティングの温度感の低さについての感想を聞いていたので実際に参加してそれを実感することができた。(笑)
それもそのはずで、サポーターからの問いかけをすべて取り扱ってしまうから、温度感が散漫になる印象を受けた。例えば私のように経営そのものが気になっている者もいれば、サポーターズゾーンなどの座席のことが気になるサポーターもいる。その年のトピックスに合わせてテーマを絞ったほうがミーティングが盛り上がるかもしれない。
今年のテーマは何と言っても2部降格だから、2017の振り返りとか選手補強や戦術面をメインに取り上げたほうがよかったかもしれない。余った時間でそのほかの事項を取り上げてサポーターの気持ちを汲むような工夫があってもいいかもしれない。フロントもこの時間は厳しい時間、この時間はユニークなアイデアや新しい気づきを得られる時間と割り切れれば、中途半端な緊張状態や笑いが起こる状態を忌避出来てより建設的な議論ができるのではないかな。
いずれにしても経営者(社長)がサッカーに興味を持ち、事業に面白みを感じなければ、つまらない質疑応答が繰り返されるだけで、サポーターをいい意味で刺激するようなミーティングは成立しない。
サッカーに興味がなければ、雄弁に「サッカー」や「クラブ経営」について話す言葉を持てないのも当然で、サポーターからの問いかけへのレスポンス(反応)も何となく薄くなってしまうのも仕方がないように感じる。
クラブ側の誰かがたくさんあるスポーツの中でサッカーを選び、なおかつたくさんあるクラブの中で大宮アルディージャを選んでくれたことについて謝辞を述べていたけど、まさにそういうことだと思う。
日本には娯楽が山ほどある。他に娯楽がないからサッカーをやるか見るかするしかないような環境ではないのだ。それにもかかわらず、サッカーと大宮アルディージャを選んでサポーターは見に来るわけだから、もっと「夢」を語る場であってもいいと思うよ。サポーターは試合の場や練習場で選手と接することはあっても経営者と接する機会はほとんどないはず。上場している企業の株主総会でもないかぎり顧客と経営者が接する機会はないのに、サッカークラブではそれが実現する。
稀有な機会なのに形式ばった議論はクラブ側もつまらないでしょう。
ユース年代の選手に課題・対策を書かせてフィードバックしてるっていうけど、サラリーマンじゃないんだから。(笑)そんなのパワーポイントで見せられても面白くもなんともない。
ある子がうまくて、目をかけている、その子がこの試合に出るから見に来て、とかでもいいし、関東がスカウトの激戦区なら、ボランティアのスカウターをその場で集ってもいい。助けてくれって言えばいいのに。
社長も言えばいいんだよ。
「俺実はサッカーをよく知らないんだよね。サッカーって何がそんなに楽しいの?みんなの夢がかなうようにできるだけのことは任期中にしようと思ってるから教えてよ」
大丈夫よそんなビッグクラブではないから。(笑) 大宮アルディージャの社長の発言はマスコミで取り上げられないよ。(笑)