今日4月17日は上智大学名誉教授、渡部昇一先生の命日にあたります。
昨年ご逝去されてからちょうど1年が経ちました。
ここに改めて、弔意を表したいと思います。
この本は先日PHPオンライン衆知のツイッターで紹介されていた本です。
PHP新書の渡部昇一先生の本はすべて持っているつもりだったので
買い漏らしたと思い、さっそく購入しました。
この本は渡部昇一先生を追悼して『わたしの人生観・歴史観』を復刻したものでした。
私は単行本は持っていましたが、改めて新書で読んでみようと思います。
この新書の良心的なところは
末尾に渡部昇一先生の著作リストが掲載されていることです。
時系列で載っていますので、渡部先生の著作物を
古い順に確認することもできますし、
買い漏らした本を探して、購入することもできるかと思います。
いずれ、渡部昇一先生の全集も出版されることと思いますので
それまで、古い本はこのリストをもとに
古本屋やネットで購入したらいいのではないでしょうか。
私はこの本の帯に写っている渡部先生の笑顔が大好きです。
朗らかなお人柄でしたが、歯に衣着せず、物事の核心をつく物言いには
いつも感服させられるばかりでした。
ユーモアがあり、少し山形の訛りがある話し方は忘れられません。
生前は渡部先生から明るく元気になるような話しを
たくさん聞かせていただきましたので
現在を明るく生きて
この美しい国の物語を子孫に語り継ぎたいと思います。
そんな日本の姿を見て、渡部先生にも
天国から笑ってもらえたらうれしいかぎりです。
最後は渡部先生のように朗らかに笑っていられるような
老人になりたいと思います。