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Q10(キュート)《オリジナル作品は強し その2》

投稿日:2020年1月17日 更新日:

中尾「人は、なれるものになるんじゃなくて、なりたいものになる―違いますか?」

(木皿泉 『Q10』)

 

『問題のあるレストラン』(坂元裕二 河出文庫 2015)を読み終わると、さっそく次の脚本を求めて再び《紀伊國屋書店》へ。脚本(シナリオ)は河出書房、という自分の勝手な脳への刷り込みで、自然と河出文庫のコーナーの前へ。すると真っ先に目に飛び込んできたのは『Q10』全2巻(木皿泉 河出文庫 2019年)だった。ドラマ『Q10』(日本テレビ 2010年)の脚本だ。文庫の奥付けを見ると『Q10シナリオBOOK』(双葉社 2011年)を文庫化とある。

単行本があったことも、昨年2019年に文庫化されたことも、知らなかったけど、ラッキー、と思いながら河出書房に感謝しつつ購入した。このドラマも大好きだったからだ。

ドラマ『Q10』は何の変哲もなかった日常に、とつぜんQ10(キュート)という謎のロボットが現れたことで、主人公の青年の心が変化していくさまを描いた物語だ。主人公の心の内はモノローグ(主人公自身が語るナレーション)で語られる。主人公を演じたのは当時まだ21歳だった佐藤健、Q10役は当時まだAKB48に所属していた前田敦子だ。

文庫第1巻の帯には佐藤健のコメントが掲載されている。「4話のモノローグには鳥肌が立ったし、アフレコのとき読むたびに何度も涙が出そうになってなかなかうまく言えなかった」確かにこのモノローグには物語の主人公の心象の変化がよく表れていて、そのセリフを言った役者の心まで揺り動かしたのだろう。

いいセリフが役者を育てるのか、佐藤健は今をときめく役者さんで引っ張りだこだ。お正月もドラマ『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』にも出ていたし、今月から始まるドラマ『恋はつづくよどこまでも』にも出演する。『Q10』がきっかけで好きになった役者さんだけどこれからも楽しみだ。

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