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リアン・ライムス『HOW DO I LIVE』《歌唱力がズバ抜けた当時15歳の少女だった》

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シャナイア・トゥエインの次に聴きたくなったのはリアン・ライムス。

リアン・ライムスを知ったのは有線。当時よくレンタルCD・DVDなんかを借りにいくと、店内ではたいがい有線音楽が流れていて、その時よく流れていたのがリアン・ライムスの『HOW DO I LIVE』だった。

リアン・ライムスを全く知らなかった私は、いい曲だなあ、凄い新人女性シンガーが出てきたなあ、と思いながら、この新人の黒人歌手は誰かな?と勝手に新人・黒人と決めつけて想像していた。

リアン・ライムスは当時15歳の白人カントリーシンガーだった。13歳でデビューして、その時にリリースしたシングル『BLUE』という曲でグラミー賞を受賞(当時14歳)していた。

新人は新人でも14歳でグラミー賞を受賞していた新人だった。白人を黒人シンガーと勘違いしたのは、彼女に対する知識がなく先入観がなかったのと、『HOW DO I LIVE』のようなバラードを歌いこなす彼女に、黒人のような歌唱技術を感じ取った私は、てっきり黒人だと勘違いしてしまったのだ。

色々な意味で衝撃を受けた歌手だった。

『HOW DO I LIVE』は、アルバム『シッティン・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド』(日本コロムビア 1998年)に日本版のボーナストラックとして収録されていたので、購入して手に入れた。このアルバムにカントリー臭はあまり感じない。先年亡くなったプリンスの名曲『パープル・レイン』のカバー曲も収録されている。『HOW DO I LIVE』以外の収録曲も秀逸で、何度聴いても飽きないアルバムだ。

私はカントリーも好きなので、よりカントリー臭が強い『Blue』や『The Early Years』のようなアルバムも持っている。この頃のジャケットに写るリアン・ライムスは、まだあどけない少女の面影があって素朴なカントリーシンガーという印象がある。

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