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大宮アルディージャ観戦日記

Jリーグ2017 開幕 第1節 大宮アルディージャ対川崎フロンターレ 中村憲剛のダメ押し弾に散った大宮アルディージャ

投稿日:2017年3月21日 更新日:

2017年2月25日(土)16:00 NACK5スタジアム大宮

大宮アルディージャ対川崎フロンターレ

試合結果  大宮0-2川崎(得点者:川崎/小林悠/中村憲剛)
待ちに待った2017Jリーグが開幕した。大宮アルディージャ対川崎フロンターレ戦を観戦。場所はNACK5スタジアム。大宮は瀬川祐輔、大前元紀、茨田陽生、長谷川アーリアジャスールといった新加入選手4人を先発にした。それだけで胸躍る布陣だ。

大宮は毎年新加入選手を開幕で先発にあまり使わず、シーズン途中から小出しにしてきた印象があるだけに、今シーズンは新鮮な感じだ。新加入選手はどんどん使ってほしい。川崎は昨シーズンまで大宮に在籍していた家長昭博を先発出場でワントップ。中村憲剛を攻撃のMFに起用して、これも期待できる布陣。監督、コーチ陣もほぼ一新され、どんなサッカーをやるのか楽しみだ。

試合はお互いにディフェンス重視の地味な出だし。(開幕でありがちな展開。いきなり失点したくないもの、気持ちはわかる。)大宮のMF瀬川は「スプリント力があります!」と言わんばかりの俊敏な動きで期待大。大宮のFW大前は2016シーズンJ2清水で29試合で18点とっているとは思えないほど、背が低くてずんぐりむっくりな感じ(失礼_(._.)_)。背が低くても点をとる選手はいますので(ディエゴとか)*、どんな動きからゴールするのか、これも期待大。大宮のMF長谷川は地味で目立たないけど、フリーになるのがうまく、ミッドフィールド(中盤)でボールをさばくバランサーな感じ。

前半は川崎も含めてみんな動きが堅い。川崎はワントップのFW家長にボールが納まらず、サイドでキープしているだけ。オーバーラップで裏(DFラインとGKの間のスペース)をとる動きもなく、大宮にとって守りやすい。前半1回だけ、大宮に目の覚めるようなプレイがあった。左サイドからオーバーラップしたMF瀬川にピンポイントのアーリークロスが入り、胸トラップからシュート。入れば新加入選手としてサポーターの心を一瞬で鷲掴みにして、レギュラーに近づいていたほどのゴールだったが、入らなかった。川崎はMF中村の動きが目立ち、バイタルエリア(ペナルティアーク周辺のDFラインとMFの間のスペース)でもワンツーでのパスや縦パスを狙ってディフェンスをこじ開けようとするけど、川崎にはペナルティーエリア内での駆け引きや、最後のアイデアが不足している。昨シーズンまで川崎に在籍していたFW大久保嘉人の抜けた穴の影響を感じさせる内容で、結局前半は川崎を無失点で抑えることができた。

今シーズン、大宮から川崎に移籍したFW家長の印象はというと・・・ワントップが機能していなかったからかもしれないけど、ダイアゴナルラン(斜めに走る動き)でパスをもらって、サイドでキープ、味方の上がりを待って・・・なんていうことをやろうとしているのはなんとかくわかるけど、まだ移籍したてでチームメイトとフィットしていない印象を持った。昨シーズン家長が大宮に所属していた時は、キープ力があってボールを取られないので、他の選手がオーバーラップすることができ、攻撃に厚みをもたらした。この試合に関しては、家長がボールキープすることもほとんどなく、ペナルティエリア付近でのプレイも少なかったため、抑えることができたような気がする。

そのせいか、昨シーズンまで川崎に所属していたFW大久保の怖さを改めて実感した。川崎に大久保がいた時はとにかく怖かった。いつやられるか、いつやられるか、ハラハラさせられた(90分間気が抜けない選手でした。見ていて楽しかったけど)。というのも、オフザボール(ボールを持っていない時)の動きが巧妙で、むやみにフリー(DFにマークされない状態)になろうとせず、DFと夫婦のように付かず離れず距離を保つのがうまい。従って体力の消耗を抑えることができ、運動量をセーブしながら、味方のMFが困っていたら中盤まで下がってパスを受け、ボールを捌いて、さっと元のポジションに戻っていく。ボールポゼッションしている味方の動きを利用して、敵のDFの視界から出たり入ったりしながら、裏を狙う動きも怠らない。私自身もスタンドから観戦していて「さっきまでそこにいたのに、どうして今そこにいるんだ!大久保!」ということもしばしば。大久保を見失った代償は失点で跳ね返ってくる。

また、ペナルティーエリアでの振る舞いがいやらしい。フリーのなり方、パスを無理なく受ける体の使い方、シュート体制への身のこなし、体を当ててくるDFへの対処方法、DFからファール(ペナルティー)を誘う動き、などが巧妙だ。大久保は常に「ゴールに直結する」または「ゴールに繋がる」動きを繰り返すので、相手を脅威にさらし続けることができるのではないだろうか。なんだか大久保嘉人の称賛日記のようになってきたけど、それほど川崎には大久保の抜けた影響を感じた、ということが言いたかった。

前半つまんないなー、という思いが伝わったのか、川崎に先手を打たれた。わずか後半10分で我々にとって“怖くない”FW家長を交代されてしまったのだ。この見切りの速さは重要なポイントだったと思う。(この交代は勝敗に直接関係なく見えるけど、結局これが”勝負勘”というやつですね。たぶん・・・)

 

決め手がない時、セットプレーでの得点がほしいもの。

プレイスキッカーは大宮はFW大前、川崎はMF中村。

大前は後半絶好のゴールチャンスだったフリーキックを外した。

中村はFW小林悠のゴールのアシストになったコーナーキックを蹴った。

大前は後半ペナルティーエリア内のゴールマウスに近い位置でボールをもらう機会が1回あったがゴールできなかった。

中村は後半90分という最終盤の時間帯にオーバーラップしてゴール前に詰めてダメ押しのゴールを奪った。

 

結果論ですが、これだけのこと。

 

“勝負勘” “決定力” “止めを刺す力(運動量)”

 

今年もサッカーが“これらの要素でできている”ことを再確認してシーズンがスタートした。

NACK5スタジアムの芝生キーパーのスタッフの皆さん、今年もすばらしい芝生でサッカーが見られることを幸せに感じます。1年間よろしくお願いいたします。

 

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ディエゴ・マラドーナ・・・アルゼンチン・リーグ史上最年少でプロデビュー。ナポリでセリエA優勝2回、UEFAカップ優勝1回。1977年に歴代最年少でアルゼンチンA代表にデビューし、1979年にはU-20アルゼンチン代表としてFIFAワールドユース選手権で優勝して大会最優秀選手に選ばれた。FIFAワールドカップには1982年大会から4大会連続で出場し、1986 FIFAワールドカップ(メキシコ大会)で優勝。準々決勝のイングランド戦で見せた「神の手」ゴールと「5人抜き」ドリブルは伝説のプレイとして語り継がれている。

上記1979年のFIFAワールドユース日本大会でMVPに選ばれたマラドーナはNACK5スタジアム大宮(旧 大宮公園サッカー場)で得点したそうです。サッカー好きの先輩に聞きました。・・・とにかく好きなプレイヤーでした(著者)

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