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ドイツ参謀本部 モルトケの愛弟子 メッケル少佐に学んだ日本陸軍 優れたものを学び吸収する日本人の遺伝子

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先日、渡部昇一先生の著書「ドイツ参謀本部」*についてブログを書いた。今回はその中にも登場するドイツ陸軍の参謀将校メッケル少佐について書いてみたい。

NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』*の第2話では日本の陸軍大学校の教官としてドイツ陸軍の参謀将校メッケル少佐が招聘される。講義の中で、後に騎兵の父とも呼ばれる秋山好古を含む学生達をメッケル少佐が挑発する場面がある。メッケル少佐がドイツ陸軍一個師団(約1万人)を率いれば学生諸君が全日本陸軍5万人を率いても、これを粉砕するのに苦労はいらないというのだ。憤慨した陸軍大学校の学生達はメッケル少佐に食って掛かるが、メッケル少佐から「一個大隊が二列縦隊で攻め込む時の長さはどれくらいか」と聞かれて学生達は咄嗟に答えることができない、メッケル少佐から学生達はあなたの大隊は全滅するとやり込められてしまう。普仏戦争でドイツ陸軍がフランス陸軍に勝てたのは、兵力が勝(まさ)っていたわけではなく、指揮官の能力が勝(まさ)っていたからであると諭されるのだ。

日本の兵制は当初大村益次郎によりフランス式が採用されていたようですが、大山巌が欧州を視察した後ドイツ式を採用することになったようです。ナポレオンの布いた鎮台制と徴兵制はすでに取り入れられていたものの、ドイツ式の導入により鎮台制は師団制に改編され、日清・日露戦争に臨むことになったようです。師団制を取り入れた日本陸軍は広大な満州の平野でロシアに勝ち、逆に要塞である旅順の攻略に苦戦したことも納得がいきます。大山巌を補佐した参謀総長の川上操六は晩年のモルトケからよく教えを乞うたそうです。(「ドイツ参謀本部」より)

「ドイツ参謀本部」 著者 渡部昇一 祥伝社新書2009年発行(初版は中央公論新書1974年)

『坂の上の雲』NHK 2009年~2011年 全13話。日露戦争を描いたドラマ。主人公は日本海軍軍人の秋山真之。秋山好古は日本陸軍軍人で秋山真之の兄。秋山真之を本木雅弘さん、秋山好古を阿部寛さん、陸軍参謀総長の児玉源太郎を高橋英樹さんが演じた。



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