私たちはまずデュッセルドルフに宿泊した。3試合の初戦はドルトムントでの試合だったので、ドルトムントに比較的近いデュッセルドルフとなった。デュッセルドルフは商業都市で日本の企業も多く、見なれた日本企業の看板も街のそこかしこで見かけた。
6月のドイツはなかなか日が暮れない。夜10時くらいまで明るかった気がする。というよりは夕方の時間が長い。夕方の6時くらいから夜の10時くらいまで、ずっと夕方という感じだ。夏なので昼間は熱いが湿度をあまり感じないので、夜になると涼しく、酒飲みにはたまらない時間になる。旅行に同行した先輩は酒好きなので、本当にうまそうにビールを飲んでいた。日本の酒場ではビールをキンキンに冷やすが、ドイツではそんなに冷やさない。炭酸も抑えられているいて、香りが強いと先輩は言っていた。旅行に来た解放感と、ワールドカップでお祭り気分の酒場、うまい料理と長い夕暮れが続く雰囲気に、「こんな時、酒が飲めたら最高だろうな」と心の底から思う。(私は下戸で酒が飲めない・・・泣)
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