もしビデオ判定があったら?
後半27分、筑波大学FW中野誠也のシュートはゴールラインを切っていたかもしれない。
中野誠也選手は来季、ジュビロ磐田への加入が内定しているとのこと。
この試合でも、その片鱗を見せてくれた。
それでは大学生チームとの”違い”を見せてくれた大宮の選手は?
先発メンバーの中ではたぶんふたり。FW清水慎太郎とMF岩上祐三くらいかな。
1点目のPKを誘ったFW清水のシュートも良かったし、無理な体制からクロスをあげたMF岩上もよかったね。前半は、ほかにもMF岩上のクロスから中央でFW清水がシュートを放つ惜しいシーンもあった。
結果は2-0で大宮が勝ったものの、内容は目を覆いたくなるものだった。
前半1点リードしてから、大宮はボールをキープするものの、ハーフラインあたりで、ちょろちょろボールを回すだけで、相手陣地でキープすることができない。
挙句の果てに、横パスをミスして相手に渡し、速攻をくらう始末。
セットプレイでは前半と後半にそれぞれ1回ずつフリーでヘディングを打たれていた。
あきれ果てたのはピッチに慣れないのか芝に足を取られ転んでいる選手が数人。
後半はボールの供給者にプレッシャーがかからず、どんどん裏にパスを出され、中盤もスカスカでバイタルエリアから目の覚めるようなシュートも打たれていた。
放送は筑波大学に勝たせたい雰囲気に満ち満ちていたが、それを喜ばすプレイのオンパレードだった。
最後にMFマテウスとFW清水が仕留めてくれるまでは。
リーグ戦次節ジュビロ磐田戦でバックアップメンバーにそれほど期待が寄せられないのは、この試合を見れば一目瞭然ということになってしまった。
今シーズンに中野誠也が磐田にいなくてよかったね。
追記:Jリーグ第27節 9/23(土)はアウェイでのジュビロ磐田戦。チケットはほぼ完売とのこと。満員のヤマハスタジアムで、意地を見せてくれ!!