ディズニー・ピクサーの映画『リメンバー・ミー』を観てきました。
舞台はメキシコ。
主人公は靴職人の家に生まれた、ミュージシャンを夢見る、男の子。
物語の中で「死者の日」というものが出てくる。
日本風に言うと「お盆」のことだ。
年に一度、死者の霊が自分の子孫の家族のもとに帰ることができる。
メキシコの土俗の風習なのかもしれないけど
あまりにも日本のお盆にそっくりで、びっくりしました。
男の子が「死者の日」に、不思議な体験を通して
家族や音楽への愛情を深めていくという物語だ。
映画に流れる音楽は、全編を通してラテンで明るい。
男の子の性格も明るく、カラッとしたギターの音色が心地いい。
感心したのは、ギターコードを指で正確に抑える描写が出てくること。
シーンによっては、もはやCGなのか実写なのか分からないような映像美も出てくる。
ディテールにこだわった作りは、さすがディズニー。
僕が見たのは吹き替え版。
藤木直人さんの声がとってもカッコいいよ。
男の子の歌声もよかったな。
さて、ご先祖さまに守られているという感覚は日本人にしっくりくる。
守ってくれているご先祖さまのことを
思い出してあげましょう。