GK笠原昂史(かさはらたかし)選手が
ゴールされていてもおかしくないようなシュートを
明らかに2~3本とめてくれた。
前節アルビレックス新潟戦との合わせ技で
一本、というところだろうか(笑)
初のMOM(マンオブザマッチ)おめでとう。
2試合連続のクリーンシート(無失点)には
忘れてはならない功労者がいるだろう。
ひとりはDF河本裕之選手。
河本裕之選手が入ったことで
ディフェンスが安定したように感じる。
特にハイボールへの対応がよくなり
不用意なファールも減ったように思う。
これは非常に大きい。
それから、東京ヴェルディ戦で目を引いたのは
相手セットプレイ時にDFに入った酒井宣福選手が
東京ヴェルディFWで身長が189センチある
ドウグラス・ヴィエイラ選手を
マンマークで抑えてくれたことだ。
酒井選手は身長が180センチだから
約10センチの身長差があったが見事に抑えてくれた。
これも大きい。
酒井選手を傍で見たひとはいるだろうか?
筋骨隆々としていて
イングランドプレミアリーグの選手のようにたくましい(笑)
プロフットボーラーらしい選手だ。
大宮は石井監督になってから
セットプレイのディフェンスを
ゾーンからマンマークに変えている。
だから、酒井選手のように体を張って
長身選手を止めてくれる選手は貴重な存在だ。
サイドバックという新たな可能性に
磨きをかけてほしい。
最後に笠原選手に難を言わせてもらえば
ハイボールへの対応が悪すぎる。
例えば、東京ヴェルディ戦では
笠原選手が出ていってキャッチできたボールを
シモビッチ選手にクリアさせたボールを
東京ヴェルディにマイボールにされていたシーンがあった。
ゴールキーパーがキャッチすれば
相手ボールになることは決して起こらない。
マンマークディフェンスは
人は人に着き、ゴールキーパーはボールを処理することが
鉄則だ。
これができるようになると
より味方を楽にするだけでなく
自分自信の失点も防ぐことになるだろう。