さて、J2リーグも残り6試合。
現時点で大宮は勝ち点60で5位。プレイオフ圏内の6位までのチームは勝ち点差6以内に収まっている団子状態。
直近5試合で5連勝、得失点差もプラス24で断トツの大分トリニータが一歩リードというところでしょうか。
得失点から各チームの実力を推し量ると、台風などで試合未消化のチームもありますが、おそらく8位の徳島ヴォルティスまでがプレイオフに食い込めるチームになるかと思います。
大宮も2位までに入る実力はあると思いますので、プレイオフではなく自動昇格を狙うといいでしょう。目標は高く設定したほうがいいですから、優勝を狙うという意識でいったほうがいいかもしれません。
得点王争いも大宮のFW大前元紀選手が21ゴールで暫定首位にいます。2位は山口FWオナイウ阿道選手(20ゴール)、3位は千葉FW船山貴之選手(18ゴール)、と拮抗しています。
選手の論功行賞も大事ですが、今シーズン何よりも大事なのは監督の論功行賞です。
大宮アルディージャの石井正忠監督は、昨シーズンの終わりに大宮の監督に就任しました。残り3試合での就任とはいえ、大宮を1部に残留させることが監督就任の大きなミッションであったはずですが、残留はかないませんでした。クラブからは私が満足のいく声明もないままに契約が更新され、今シーズンも監督をしてきました。
シーズン当初、優勝とJ1への昇格をしっかりと目標に掲げて戦ってきたわけですから、少なくともJ1昇格が最低限のミッションであるはずです。また、J1で通用するような先を見越したチーム作りというサブテーマもあったはずです。
サブテーマはいったん脇におくとしても(程遠いでしょう、笑)、メインテーマのJ1昇格の可否は見過ごせません。
ですから、J1昇格なら契約更新、昇格ができないなら解任、というのが自然かと思います。