すっかり秋めいてきましたので、今日は秋にお勧めの曲を紹介したいと思います。
曲は、さだまさしさんの『October~リリー・カサブランカ~』。
シングルではなくアルバム曲なので、知らないという人も多いのではないでしょうか。
秋は同じ高気圧でも、夏にくらべて大気がやんわりするような気がします。金木犀の香りがどこからともなく漂ってきて、そんな晴れた秋の日に聴くのにぴったりな曲です。ラブバラードですかね。
1991年リリースされた『家族の肖像』というアルバムに入っています。秋になるとほぼ毎年この曲が聴きたくなりますね。アルバム曲の中に隠れた名曲があるものですが、『October~リリー・カサブランカ~』もそんな1曲だと思います。
さださんは花をモチーフにした季節感あふれる曲を作るのがうまいですね。春の歌だと『春女苑(はるじょおん)』という曲があります。最近だと乃木坂46が『ハルジオンが咲く頃』という曲をだしていて、おそらく同じ花だと思いますが、さださんの曲は「はるじょおん」と読みます。
『春女苑(はるじょん)』はドーナツ盤のシングルレコードを持ってましたね。B面も『デイジー』という花をモチーフにした歌で、春に聴くにはいいですよ。
この間テレビを見ていたら、さださんのチャリティーコンサートをやってました。「”風に立つライオン”基金コンサート」と銘打たれていて、高校生なんかのボランティア活動を支援する基金のようです。さださんは以前は長崎で平和コンサートもチャリティーでされていましたので、相変わらず精力的ですね。
チャリティーコンサートの名前に使われている『風に立つライオン』もさださんの名曲です。アフリカでボランティア活動をするお医者さんをモデルにした歌ですね。1987年リリースのアルバム『夢回帰線』に入っていた曲が、後にシングルカットされたのかな。私が初めて買ったさださんのアルバムなので思い出深い曲です。当時はレコードでした。
コンサートの最後はやはり『風に立つライオン』でしたね。