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日本対イラク W杯アジア最終予選 第7戦 猛暑の中では活かせない日本の機動力。悪いピッチコンディションにも足をすくわれた日本代表のドロー。

投稿日:2017年6月14日 更新日:

日本が1‐1でイラクに引き分けた。勝てば勝ち点が19となり、現時点で勝ち点16でならぶ2位サウジアラビア、3位オーストラリアに対し圧倒的有利な状況で次節8月31日のホームでのオーストラリア戦を迎えることができた。イラクの政情不安で試合は第3国であるイランのテヘランで行われた。テヘランのスタジアムは給電ができず照明が使えないため、夕方とはいえ昼間の時間帯での試合になった。キックオフ前で気温は37℃、湿度10%、試合中は34℃だった。芝生はパスしたボールが跳ねてしまうほど粗いコンディションだった。前半8分に大迫が先制点を獲ったあと、前半の27分に大迫がペナルティエリアで相手DFに後ろから倒されるシーンがあったが明らかに審判の誤審でPKにはならなかった。大迫を倒したDFはイエローカードをすでにもらっていたので、PKならば2枚のイエローで退場になり、ほぼ試合は決まっていたと思われる。気温34℃、悪いピッチコンディション、審判の誤審、これが国際試合だ。

日本は香川のケガで、原口をインサイドのポジション、本田をサイドハーフとして4試合ぶりに先発起用した。大迫、原口、本田、久保、前線の選手は猛暑の中、奮迅したがボールが前線で収まらない。暑さの中では体力の消耗を防ぐために”遅攻”が必要だが、日本に遅攻をする技術はない。悪いピッチコンディションの中でも、ボールをキープできる足元の技術が必要なのだ。日本の良さは選手がまんべんなく走る機動力にある。この暑さの中では日本の良さを出すことができなかった。そう考えると引き分けで勝ち点1を獲ったことを評価してもいいのかもしれない。オーストラリア戦で勝つことに気持ちをきりかえるしかない、というようなことをテレビの解説者が言っていたが、その通りだろう。

 

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