7月10日に地元の八重垣神社の御祭禮をブログに投稿した。御祭禮や盆踊りの時期は地元の町会や商店会が町の辻々に提灯を電柱に共架している。カラフルなものもあれば白地に毛筆で文字が書かれている渋いものもある。カラフルなくらげのような飾りが付けられている提灯もある。昼間は青い空の下で提灯についたかざりが、ひらひらと風になびく光景を目にし、夜は灯りのともった提灯を見ることができる。特に夜は何百個と並ぶ提灯がひときわ美しく見える。夕方早めに風呂に入り、風呂上がりに風に吹かれて、ぷらぷらと歩きながらコンビニにアイスを買いに行く時に眺める提灯が美しい。
「提灯を見る」という習慣は私には無かった。「提灯は目につく」程度のものだった。提灯を見るようになったのは息子が提灯が好きだったからだ。夏になると地元だけでなく、日本中どこでも提灯が町に飾られている。夏の時期が近づくと、提灯が町に飾られるのをいつも心待ちにしているようだ。車に息子を乗せて走っていると「あそこに提灯があるよ!赤いのと黄色いのだ!あっちには白いのがたくさん並んでるよ!」といちいち教えてくれる。ひらがなとカタカナは読めるらしく、提灯に書かれたスーパーや居酒屋の名前を読み上げたりするのが可愛らしい。一昨年夏休みに沖縄に旅行に行った時に自衛隊基地でイベントがあるらしく提灯が連なっていた。すかさず「丸い提灯がたくさんあるよ!」と教えてくれた。
そんな息子から提案があった。家に提灯を飾ったらどうかと言うのだ。しかも5色。週替わりで1色ずつ楽しみたいというのだ。「何っ!?しかも5色だと!」悪ノリした私はすぐに提灯を購入した。5色。
どこで買います?ちょうちん。
私も初めはわからず「浅草か?」という感じだった。ネットで調べると出てきます、浅草の提灯屋さん。でも「浅草かぁ、遠いな」と、くじけずネットで検索すると朝霞市にありました。電話で問い合わせると、店舗ではないのですが、実物を見られるということで行ってみました。私は実物を見たり触れたりしないと、こういうものが購入できない。営業の担当の方は不在でしたが、事務の女性の方が丁寧に対応してくれて購入することができた。通常はインターネット・電話・FAXで受注するようなので、行かれる場合は事前に必ず電話することをお勧めします。
意味なく部屋の中に飾られた提灯。だが、きれいだ。来週は何色だ?
満足か?
追記 日本の夏祭り情報はこちら → http://nihonguide.net/maturi/11h.html