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夏休みとザリガニ獲り 子供の夏の思い出にお父さんが教えてあげるのはどうですか?

投稿日:2017年7月7日 更新日:

ブログ番外編で、今日はザリガニ獲りについて書こうと思います。

子供の頃、夢中になったものにザリガニ獲りがあった。通学路の途中や少し郊外に行くと田んぼや沼地がたくさんあって、夏休みには、田んぼや沼地でよくザリガニを獲った。田んぼといっても、中にずかずか入っていったりはしない。田んぼの淵(ふち)のほうを手で探ると、浅い穴があいているような場所がある。ザリガニはたいていそこに隠れている。子供の腕だと肘くらいの長さまで穴の中に手を突っ込むとザリガニに触ることができる。日本のザリガニは俊敏で手で触ると逃げられてしまうことが多かったが、アメリカザリガニは動きが鈍く、容易に捕まえることができた。アメリカザリガニは身が赤くサイズも日本のザリガニより大きなものが多かった。私たちは「真っ赤ちん」と呼んでいた。日本のザリガニは身が茶色で小さく、エビのように尾を丸くして逃げるのが早かったが、捕まえることもできた。

獲ってきたザリガニは水槽や、私の場合、牛乳パックを切って、その中に入れていた。エサは鰹節などをあげていたように思う。ただ、ザリガニは飼うことよりも、獲ることが面白かった。誤って田んぼに落ちてしまうこともあったので、腕だけでなく足も泥でドロドロになった。泥が乾いてパリパリになるのだが、そのパリパリした感覚も思い出すことができる。今ザリガニを触れと言われたら、触れないかもしれない。子供の頃はよく平気で触れたものだと思うが、ザリガニ獲りに夢中になっていた。

ザリガニを釣る方法もある。竹ひごなどにタコ糸を結んで沼地や池に糸を垂らす。エサは裂きイカなどを使った。ザリガニはそのハサミでエサを挟む。その瞬間に釣り上げるのだ。この方法でもザリガニを獲ったが、私は田んぼや沼地で、手でザリガニを獲るほうが好きだった。

今住んでいる家の周りにも田んぼがあるが、子供がザリガニを獲っている姿を見たことがない。もしかしたら他にザリガニが獲れそうな池や沼地などがあって、そこでザリガニを獲っているのかもしれないが、生き物を手で生け捕りにする”あの感覚”が味わえないとしたら、もったいない気がする。余計なお世話かな。

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