2017年8月26日(土)19:00 NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャ対サンフィレッチェ広島
試合結果 大宮1-1広島(得点者:大宮 60'菊地光将 広島 53'パトリック)
大宮のサポーターはオレンジ色のコレオグラフィーでチームへの期待感を示したが・・・。
この試合を見て、1部残留が厳しくなることを予感しました。切ない・・・。
広島の4バックは明らかに”ざる”でした。サイドバックの裏のスペースはがら空きでした。時にはバイタルのスペースもがら空きで「大宮よ、どうぞ攻めてください」と言わんばかりで隙だらけ。にもかかわらずその隙につけこむ大宮の選手は・・・云々。
今日は趣向を変えて、1部残留が厳しそうだなと思う症状をまとめてみました。
①外国人FWが点を獲らない(マルセロ6試合で1得点、広島戦シュート数0本)
②チーム内得点王 江坂任が点を獲らなくなった(直近6試合で1得点、直近6試合の合計シュート数2本、広島戦シュート数0本)
③FCバルセロナの真似をすること(FWマルセロとFW江坂任に相手SBのディフェンスをさせて、何が4-3-3だ!メッシとネイマールに相手SBのディフェンスをさせるくらい滑稽。茨田陽生、大山啓補のことを”インテリオール”などと言い出すメディアもいる。)
以上のことから、このままでいくと得点力に期待が持てません。
ということは引き分けか負けが多くなる予想ができます。
したがって残留は自力では難しく、他力まかせになるような気がします。
ちなみに今日の良かった点はFWマテウスかな。
シュート数6本。ドリブルで仕掛けたり、ゴールに向かう姿勢はグッド。いい意味でパスを出さないマテウスのKY感は大宮の中では新鮮に見える。
ただね、出場時間はマルセロと江坂より少ないので単純比較はできないけど、マテウスは直近6試合でシュート数13で1得点なのね。裏をかえすと、得点率が低い。でも前向きな姿勢は好感がもてるし、この試合で大宮で野性味を感じたのはマテウス、SB奥井諒だけかな。
もうひとつ良かった点はMFカウエをアンカーに置いたこと。上背のあるパトリックとアンデルソンを空中戦でよく抑えてくれた。ボール奪取率などのスタッツ(統計)もあると中盤の選手の評価もしやすくなるかも。Jリーグもだいぶスタッツが充実してきたけど、プレミアリーグなんかはもっと細かいスタッツが出てくるから面白い。
気になるのは失点した後の大宮の選手の落胆のしかた。誰も味方を鼓舞して「取り返すぞ!」というジェスチャーすらしようとしない。
なにか覇気がなく、フラストレーションをためているように見えてしまうのは私だけ?
疲れるわりに、それに見合った成果が得られないよー
選手がそう思ってないことを祈ります。
大宮の選手の走行距離は広島の選手と同じ。でもスプリント回数で70回以上広島を上回っていました。立派です!ちなみにSB奥井諒が30回で1位!
追記:次節第25節は1週あいて、9月9日のアウェー鹿島戦。首位の鹿島にどこまで食らいつけるか。見せてくれ、大宮イレブン!!
8月31日には埼スタでW杯アジア最終予選(対オーストラリア戦)もある。こちらも是非応援したい。(テレビ放送は、テレ朝とNHK‐BS1にて)