本や音楽やドラマなどのほか、大宮アルディージャのホームゲーム観戦を中心にした関連記事

Kobayakawaのブログ

大宮アルディージャ観戦日記

Jリーグ2017 第33節 大宮アルディージャ対ヴァンフォーレ甲府 ホーム最終戦に掲げられたコレオグラフィーは『ENJOY!!!』その思いは?

投稿日:

2017年11月26日(日)13:00 NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャ対ヴァンフォーレ甲府
試合結果 大宮0-0甲府

大宮アルディージャは第32節のベガルタ仙台戦に負けたことによって事実上の降格が決まった。

私はJ2に降格するにしても第33節のホーム最終戦を勝って終わらせることによってせめて溜飲を下げたいという思いがあった。

しかも対戦相手は降格の可能性があるヴァンフォーレ甲府だ。ヴァンフォーレ甲府にとってこの試合には消化試合的な意味合いはなく本気でかかってくることはわかっているから対戦相手としても申し分がない。

試合前にはサポーターによるコレオグラフィー(人文字)があった。

コレオグラフィーによって浮かび上がってきたのは『ENJOY!!!』の文字だった。

『ENJOY!』を文字通り読むと「楽しめ!」ということになると思う。

これは選手に対してすべてのプレッシャーから解き放たれてホーム最終戦を「楽しもう!」と言っているように捉えることもできるし、それによって自分たちを「楽しませてほしい!」というサポーターのメッセージが込められているとも思える。

私は残留の可能性があった32節までは戦術や選手起用についてたいへん興味があったが、残留の可能性が極めて低くなった33節のホーム最終戦については戦術や選手起用に関係なく過去の試合も忘れ、来季のことも考えず、純粋に選手が躍動して勝利する姿が見たかったから、コレオグラフィーの『ENJOY!!!』という文字はなんとなく私の思いとも通ずるところがあった。

格好をつけずに言うと「ゴール」と「勝利」にとにかく飢えていたから、それを味わいたかっただけだった。(笑)

百歩譲って勝てなくても「ゴール」と「勝利」に向かう選手の「覇気」のようなものを「楽しませて」くれればそれでよかった。

わあーわあー言いながら興奮したかっただけなんだよ。(笑)

しかし残念ながらホーム最終戦は今シーズンの大宮アルディージャを象徴するような試合になってしまった。

試合内容について振り返るなんて簡単だ。(笑)

システムはフラットの4-4-2。

前節の反省点を踏まえ、センターフォワードをマルセロ、マテウス、セントラルミッドフィルダーをカウエ、茨田のコンビにそれぞれシフト。

石井監督が鹿島でよくやってた日本人選手でガッチリ守ってチャンスを作ってブラジル人FWで点を獲り逃げ切るサッカー。

SB奥井イエロー累積により右SBに岩上を先発。狙いはアーリークロス、プレイスキック、ロングスローの飛び道具。

好感が持てたのはコーナーキックをゾーンディフェンスからマンマークディフェンスへ変更。

それが奏功してセットプレイからの失点ゼロ。

云々かんぬん、等々・・・・・。(笑)

 

でもそんなのどうでもよかったんだ。この試合は。

一番ズッコケたのは前半45'+2'のマテウスのフリーキック。

マルセロはキッカーをマテウスに譲って甲府DFの壁に入った。壁をブロックしてシュートコースを開けるか、キーパーに死角を作る動きだ!

利き足が左足のマテウスにはやや不利なゴールに向かって左側の位置でのフリーキックだったが、そこは第30節の柏レイソル戦でロスタイムに同点ゴールを決め私たちを感動させた”あのマテウス”のことだ、ニアポストあるいは柏戦のようにファーポストへの思い切った「シュート」をするものと思いきや

えっ⁉「クロスボール」だった・・・。

私は関西人でもないのに「シュートじゃないんかい!シュートじゃないんかい!」と二度も叫んでしまった。(笑)

試合後にスタジアムがお通夜のようになってしまったのはおそらく降格したことだけが理由ではないでしょう。

試合後のどの関係者の挨拶にも「(´・ω・`)知らんがな」と白けてしまった。

今日はそんなこと考えたくないんだよ。(笑)

天気は快晴。秋晴れで紅葉もきれいになってきた。寒くもなく暑くもなく湿度もなく、芝生は今日も最高のコンディション。

そしてホーム最終戦。

シーズンの成績に関係なく炎立つ試合が見たかったな。

最後にひとつだけ。

試合後の選手コメントの中に違和感を感じるものがあった。

「(選手が)同じ方向を向くというところで全然足りたなかったと思います」

それは、なぜですか?あと1試合残ってますが、あなた自身の問題としてどう解決しますか?今まで出来なかったことをどうやるのですか?1週間でできますか?

もしこのコメントをするなら説明を求められてしまうのが選手の立場ですし、答えられないのなら「他人事のよう」に言ってはいけないと思いますよ。

またこの選手は以前、チームの不調について昨季まで大宮に所属していたある選手がいなくなったことを理由として挙げたことがあった。

これらは今日の試合同様に白けてしまう言動だと思うのですが・・・。

余談ですが・・・。

今日の飯田主審のジャッジはJリーグの審判の中で比較的に良かったと思います。

どうも国際審判のようです。

また昨季カップ戦か何かで(すみません、うる覚えです)榎本さんという主審のジャッジも良かったと思います。

もちろんこれは私の主観ですのでご承知おきください。

いつか審判もテーマにしてみたいですね。

Twitterフォローボタン

-大宮アルディージャ観戦日記

Copyright© Kobayakawaのブログ , 2024 All Rights Reserved.