本や音楽やドラマなどのほか、大宮アルディージャのホームゲーム観戦を中心にした関連記事

Kobayakawaのブログ

大宮アルディージャ観戦日記

すこし気になった判定のムラ J2の審判の養成は出来ている?

投稿日:

アドセンス PCのみ記事上




開幕戦、大宮vs甲府戦で審判の判定について少し気になったことがあるので書いてみようと思う。

その前に、PKで珍しいファールがあったので紹介したい。

大宮がFWシモビッチのゴールで追加点を奪い、2-0になった直後にMFマテウスのハンドで甲府にPKを与えたシーンがあった。甲府FWリンスのPKを大宮GK塩田仁史が見事に止めたと思われたが、副審の指摘により、キックの前にGK塩田の足がゴールラインを越えたとして再度ペナルティを取られただけでなくイエローカードが提示された。

スローモーションで確認すると確かにキックの前にGK塩田の足がゴールラインの前に出ていることが確認できた。収音マイクにはGK塩田の「動いていないですよ!」という審判へ訴えかける声が拾われ、反射的なプレイだったと思うのでイエローカードはやり過ぎ感があるものの、ペナルティは妥当なものと思われた。

解説の戸塚啓さんは審判の判定について「開幕節はシーズンの判定基準を明確にする意図がある」との分かりやすい解説をされていて、たいへん参考にもなった。

さて、私はこの「判定基準を明確にする」という部分はたいへん重要なものだと思っている。戸塚さんの解説はシーズンを通しての判定基準にスポットをあてたものだったが、ひとつの試合を通しての判定基準にも同じことが言えるのではないだろうか

本題に入ろう。

開幕節の大宮vs甲府を担当した審判は試合前半はある程度コンタクトプレイに対して寛容で、明らかにわかるもの以外ペナルティをほとんどとることはないとの印象を持った。その判定の是非は置くとして、それがこの試合での審判の判定基準ということになる。

しかし後半になり時間の経過と共に審判は前半と同じようなコンタクトプレイに対してファールを取るようになった。これが私だけの印象でない証拠に、私の観戦していたバックスタンドのサポーターからも「前半は(ファールを)取らなかったじゃないか!」というような野次が飛んでいた。

前半と後半の判定基準が違う印象があり、そのことに大いに違和感を持った。

 

そしてもうひとつ違和感を覚えたのはイエローカードが出ないことだ。

一例をあげると、後半78分に大宮MF茨田陽生は甲府FWリンスから顔面のこめかみあたりへショルダータックルを受けた。これは浮き球に対してMF茨田が対応しようとしたところに、MF茨田の右後方の死角から甲府FWリンスがショルダーチャージしようとしたもので、当たり所が悪いと脳震盪を起こしかねないような危険なプレイだった。録画した映像を確認する限り、審判は目の前で見ているにもかかわらず、ペナルティのみでイエローカードを出さなかった。

また、大宮の選手のほうがイエローカードを出されても仕方がないと思えるようなプレイも他にあったが、それにもイエローカードは出されなかった。

この試合のイエローカードは計2枚のみ。1枚は先ほどの大宮GK塩田に対するもの。もう一枚は交代出場した大宮MF酒井宣福(さかいのりよし)へのものだった。後半85分のプレイでハーフェイライン付近でドリブルしようとした甲府の選手を手を使って止めたファールだったが、ペナルティエリア付近というわけでもなく、手を使った行為も印象はよくないがそれほど悪質なものを感じなかったし、暴言を吐いているようにも見えなかった。

こういった判定を見るにつけ感じるのは審判のスキルの低さだ。

前半と後半で判定基準が変わったり、必要に応じてイエローカードを適宜使用できない審判はスキルに問題があると思われる。

念のため断っておくと、私は大宮vs甲府戦の審判への個人攻撃をしようとしているのではない。拡張するJリーグの体制に審判の人材確保が追いついていない可能性があることを危惧しているのだ。

今やJリーグは3部制になりチーム数も増えた。試合数も増えるわけだから、それに対応する審判の数や養成が間に合っていないのかもしれないし、養成の内容そのものに問題があるのかもしれないとも推測することができる。

いずれにしても大宮も甲府も昨年まではJ1に所属しており、選手のプレイスキルはある程度高いものがあるのに、審判のスキルが追いついていないことを感じた。ただ、スキルの問題であれば養成次第で改善することはできると思うので、協会にはその取り組みをお願いしたいと考えている。

もちろんまだ開幕戦の1試合を見ただけだからこの先も見てみないと分からないし、J1での試合においても審判のスキルに個人差を感じていたので、J2での問題ということにもならないかもしれないが、開幕戦を見て、あまりにも審判の判定に違和感を持ったのでブログに投稿してみた。

 

良い判定は試合を面白くする。

良い判定とは、どこまでがやっていいプレイか、どこまでがやってはいけないプレイかを選手に分からせる判定のことだと思う。その判定基準があると、選手は自身のポテンシャルをその基準の中で最大限発揮できるようになる。もちろんその基準自体がヘボだと選手もポテンシャルを発揮できないかもしれないが(笑)、まず基準が定まらないと話しにならない。イエローカードは判定基準を示す手段に過ぎない。

よくフェアプレイをラフプレイをしないとか、卑怯なことをしないことなどと勘違いしているひとがいるが、フェアプレイとは読んで字のごとく公平なプレイという意味だ。公平なプレイとは、サッカーのルールの範囲内においてプレイヤーは公平にプレイしなければならないということだ。だからルールを逸脱すれば最悪レッドカードをもらう。

そのルールに則しているかを判定する人が審判であり、その判定の基準を示すのが審判の役割である。

その判定基準があいまいであったり、イエローカードの使い方も知らないようでは話しにならないのだ。

面白い試合が見たいですからね。

Twitterフォローボタン

-大宮アルディージャ観戦日記

Copyright© Kobayakawaのブログ , 2018 All Rights Reserved.