サッカーがこの世になくても、衣食住には困らない。
好きでやっていたものが、食うためにやるようになると、とたんに苦しくなる。
激烈な競争の世界だから。
食うためにサッカーをやっていたわけではないのに
いつの間にか食うためになっている。
好きだ、と言い聞かせてやる仕事ほど、つらいものはない。
でも、元々は好きだったわけだから、一番エネルギーがあった時代を思い出せばいい。
帰って、ランドセルを放り投げて、スパイクをはいて、即行でグラウンドに向かう感覚だ。
もし、思い出せないなら、こう考えることもできる。
やめてもいい。
それで気が楽になるようだったら、こう考えてもいい。
続けてもいい。