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ロシア×クロアチア(7/7)決勝トーナメント準々決勝 2-2(PK3-4) スペイン同様、クロアチアを苦しめたロシア、PK戦で敗れる

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ロシアはスペイン同様、クロアチアも苦しめたけど、負けてしまったね。前半こそ互角に戦ってたロシア、後半はクロアチアにすっかりペースを握られてしまった。にもかかわらず、後半の土壇場でセットプレイでクロアチアに追いついたのは立派だった。レギュラーの90分も、延長の30分もシーソーゲームで、最後までロシアは、この試合も、この大会も楽しませてくれた。

大会を通じてロシアで目立ったのはふたりの選手だね。FWジュバとMFチェリシェフ。この試合でも先制したのはMFチェリシェフのゴール。GKが一歩も動けないようなミドルシュートだった。

このふたりは初戦5-0でロシアが圧勝したサウジアラビア戦で途中出場して、インパクトのあるゴールを決めた。その後の試合でもゴールを決めて、通算でFWジュバが3ゴール、MFチェリシェフが4ゴールをあげた。MFチェリシェフはスペインのビジャレアルに所属しているから、スペインリーグを見ている人は知っているかもしれないね。

クロアチアで目立ったのはやはりモドリッチだね。この試合では比較的中盤の低い位置をとって、後ろから試合を組み立てる役割を担っていた。味方にコーチングをしながら、モドリッチ自身もしっかりディフェンスをしているシーンが印象的だった。ボールを奪取した時に、中盤にスペースがあれば、ドリブルを仕掛けるプレイスタイルにも好感が持てる。この試合では延長前半にクロアチアのCKから生まれた得点をアシストした。やはり存在感抜群のプレイヤーだ。準決勝イングランド戦でもどんな活躍をするか楽しみだ。

それにしても、ロシアの活躍は目覚ましいものがあった。初戦サウジ戦の5-0の大勝はインパクトがあったし、決勝トーナメント1回戦でパス数1,000本を超えたスペインの攻撃を1点で凌ぎ切りPKで勝利したことも凄かった。予選3試合、決勝T1試合、計4試合でわずか2失点しかしていないクロアチアから2得点したことも立派だ。

大会前には下馬評が低かったにもかかわらず、自国ロシアを優勝候補にあげた国民が多くいたそうだ。ベスト8進出は、さぞ選手とロシア国民の溜飲をさげたことだろう。

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