5月24日(水)19:00に開催されたルヴァンカップ、大宮アルディージャ対清水エスパルス戦を観戦後、以前から気になっていることを書いてみたいと思う。
この試合の天候は小雨交じりの曇りであっただけでなく、ナイトゲームということもありたいへん涼しかった。気温も25℃前後ではなかっただろうか。選手の運動量のパフォーマンスは高く、後半まで両チームとも運動量は落ちなかったように見えた。ここで一つだけ苦言を言わせてもらうと、Jリーグはいつまで、このクソ暑い日本の夏にサッカーリーグを開催することを続けるのだろうか?5月の中旬に30℃を超える気象現象が起こっているのだ。温暖化は明らかで、状況が変化しているにもかかわらず、リーグ開催期間の変更が議論になっていることを聞いたことがない。私が知らないだけかもしれないが、真剣に考えて行動に移してほしい。25℃前後くらいまでなら、選手はベストパフォーマンスが出せるのだ。いや5月は湿度が低いので、湿度が上がる季節は25℃前後でも選手はきついかもしれない。私は選手のベストパフォーマンスが見たいので、チームには選手を猛烈に鍛えてほしいと思っている。しかし、この猛暑の中で、試合や練習をする選手の身になって考えてほしい。仮に試合を夜に行うにしても、練習は昼間に行われるのだ。真夏になって、夜でも気温が30℃、湿度が70%以上にもなれば、蒸し風呂の中で走るようなものだ。最近のスタッツを見ていると、MFやSB(サイドバック)の運動量は走る選手で12㎞前後、少なくとも10㎞以上の走行距離がある。しかもスプリント(時速20㎞以上でダッシュすること)回数も、多い選手で25回以上行われる。サッカーはヨーロッパ同様、秋~初夏の期間に開催し、暑い真夏はシーズンオフとして選手には自身や家族、親戚との休息と、涼しい場所での合宿などを提供することが常道ではないだろうか。心身ともにリフレッシュした選手のベストパフォーマンスを引き出すことを検討してほしい。
以前Jリーグの開催時期見直しの議論があったことを記憶している。その時は積雪のある一部のクラブチームの反対にあい、開催時期見直しは実現しなかったようだが、Jリーグ18チーム中、積雪があるクラブチームは何チームあるのだろうか?J2を含めてもよい。例えば、除雪に係わる費用についてはJリーグで助成するなど、議論はあるのだろうか?今シーズンからDAZN(ダ・ゾーン)のスポンサーフィーがJリーグに入ってくると聞いている。原資の有効活用を検討してほしい。これを機にもう一度シーズン実施時期が見直されることを期待したい。私はいい試合を見たいので、選手のベストパフォーマンスが優先されることを願っているのですが、いかかでしょうか?