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地元夏祭り 八重垣神社 御祭禮 縁結びの神様に久しぶりに再会したお祭り

投稿日:2017年7月10日 更新日:

八重垣神社の祠の前に収められた子供神輿

地元の氏神を祭る神社の境内に八重垣神社の祠がある。7月9日はその八重垣神社の御祭禮で地元の町会のほか、少し離れた地域からもたくさんの神輿がでた。普段は閉まっている祠も開かれ、御神酒が供えられ御燈明も灯された。猛暑の中、子供神輿、大人神輿が町の中を練り歩き最後に神社の境内に戻ってくる。特に大人達の神輿は迫力がある。山車に乗っているお囃子連の笛や太鼓に合わせて、有終の美とばかりに両腕で神輿を高く掲げたり、縦に横にと境内を練り歩き、自分たちの神輿の担ぎぶりの威勢のよさを観衆に見せつける。

鳥居にぶつからないよう慎重に神輿を下げる。重い神輿を手で捧げ持つので担ぎ手はたいへん。

鳥居を通り抜けたあと、もう一担ぎが始まる。

最後に最高潮を迎える神輿

出雲の八重垣神社から遠く離れたこの地に、八重垣神社があることを私は知らなかった。八重垣神社といえば出雲の神社が有名だ。八重垣神社の存在を知ったのは私が中学生くらい時だった。ラフカディオ・ハーンの半生を描いたテレビドラマ『日本の面影』がきっかけだった。『日本の面影』の中に八重垣神社が描かれている。私はハーンに夢中になり、ハーンの著書を読み漁った。そして6~7年ほど前に出雲の八重垣神社にも行ってきた。出雲の八重垣神社には池がある。その池には言い伝えがあって、池の水面に和紙を浮かべて、その和紙の上に小銭を乗せる、小銭の重みで和紙が池の底に沈んだ時に、ヤモリがその和紙に寄ってくると、その人の恋が成就する、というものだ。私もやってみたが、ヤモリではなく魚が寄ってきた。(笑)

私は今まで仕事柄、土、日、祭日に休むことができなかったため、お祭りなどに参加することができなかった。こんなに楽しいことに参加できないなんてもったいないことだ。これからは生活を改めていこう。

『八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を』

素戔嗚尊(スサノオノミコト)が妻を娶った時に詠んだ日本最初の和歌。

皆さんもこの夏、足を運んでみてはいかがですか? 全国の夏祭り情報はこちら → http://nihonguide.net/maturi/11h.html

 

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