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大宮アルディージャ観戦日記

石井正忠監督体制下でまず取り組むのは選手を大幅に入れ替えること。名古屋グランパスの発想法に学ぶJ1昇格への道。

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昨日12月4日は大宮アルディージャが石井正忠監督との契約を発表した。

クラブからは何の説明もないまま「契約更新」だけを発表したかたちになったので不満は残るが後日しっかりとした説明をしてほしい。

さて、もはや石井正忠監督体制が固まった以上、早急にチームをJ1昇格させる取り組みをしてほしい。

今日は私が真っ先に取り組んでほしい部分について書こうと思う。

それは選手を大幅に入れ替えるということだ。

今季の大宮低迷の直接の原因はディフェンス能力の低下だということは再三ブログでその意見を述べてきた。

一方で攻撃能力はどうだったかというと今季の総得点28は2007シーズンの総得点24に次いでワースト2位だ。

今季は攻撃の選手に偏った選手補強をしたわりに攻撃力もなかったことを裏付けている。

リーグ戦が残り3試合になった11月の上旬のインターナショナルマッチウィークの時期を見計らって大宮アルディージャは伊藤彰監督を解任して石井正忠監督を就任させた。

石井正忠監督の采配に期待を寄せたものだったのだろう。

石井正忠監督には十分とは言えないまでも、ある程度チームを立て直す時間はあったはずだ。

にも拘わらず試合結果は惨憺たるものになった。

0勝1分2敗(0得点8失点)

内容は無得点、8失点。攻撃力も守備力もないことをさらけ出し、まさに今季の大宮アルディージャを象徴することになってしまった。

しかし逆に言うとこの3試合で石井監督は今季のレギュラー選手と控えに甘んじていた選手をまんべんなく使っていて(CBの菊地光将選手、河本裕之選手を除く)、それぞれの選手の特性や大事な試合を前にした練習での振る舞いや試合本番での振る舞いをつぶさに見ているはずである。

そこから戦える選手をセレクションするとともに、来季1年間でJ1に昇格した先のことを見据えて新戦力の補強をすることが大事になる。

ポイントはJ1に昇格した後のことまで見据えたセレクションが必要だということだ。

 

ここで参考にしたいのは今季J1への昇格を決めた名古屋グランパスだ。

名古屋グランパスは2016シーズンにJ2に降格したが今季1年でJ1への昇格を果たしている。

名古屋グランパスは2010シーズンの優勝、2011シーズンの2位を境に低迷の一途をたどっている。

その後、西野朗監督、小倉隆史監督、ボスコ・ジュロヴスキー監督が指揮しても立て直しができず2016シーズンに降格していた。

抜本的な対策が打たれたのが2017シーズンだったという。

J1昇格という短期的な目標の達成にとらわれず昇格後のチーム体制も見据えたものだった。

それは低迷したチームの中心にいた選手を入れ替えていったのだ。

その選手の入れ替え規模は20名にも及んだという。

そこには社長の退任や監督の交替もあった。

要は新しい監督のために選手を大幅に入れ替えたのだ。名古屋の場合、新しい監督とは風間八宏監督だ。私が持つ風間監督の印象は戦術家タイプ。戦術に特化してとにかく選手を黙々と鍛え上げる印象がある。

かみ砕いて言うと与えられた選手をあっというまに鍛え上げてしまうタイプに思える。

その環境を名古屋は整えたのだ。

ここでのポイントはJ1昇格という短期的な視点だけでなく、J1昇格後の長期的な視点が含まれている。

名古屋はジョロヴスキー監督や闘莉王選手に敬意を払いながらも、J1昇格後の体制としては彼らはふさわしくないと考えたのだろう。

この長期的視点が重要だ。

風間監督はその期待に応えまずは短期的な目標を達成させた。今季のJ1に復帰したセレッソ大阪が3位になったように、名古屋が長期的な目標としてJ1で躍進できるかこれから問われることになる。

 

大宮の場合、監督の体制は固まった。

社長の進退は知らないが、名古屋を見れば何をしたらいいかわかるだろう。(笑)

あとは選手を大幅に入れ替えることだ。

私は石井監督の采配自体には問題はないと思っている。

ただ、鹿島アントラーズ時代からの石井監督を第三者の立場から見ていて、新戦力を有効活用する力や選手の起用面のほか、選手をまとめ上げる求心力、つまり強いリーダーシップを発揮できるかという点が気になっている。

しかし今は弱点を指摘するより、弱点を補佐することのほう大事だと思っている。

その補佐の一助として、まず石井監督が勝てるチームを作りやすいように選手を入れ替えることが必要なのではないだろうか。

歯に衣を着せなければ、私が今季の大宮アルディージャの選手の中でチームに残留させてもいいと思っている選手は攻守ともにほんの一部だ。

ディフェンダー、GKについては総入れ替えでもいいと思っている。

名前を出して恐縮だが、ここには菊地光将選手、河本裕之選手のセレクションも含まれる。

それができるのも移籍市場と来季開幕までの練習期間を考えればシーズンオフのこの時期しかない。

また攻撃陣も大枚をはたいて獲得した外国人選手2名は役立たずだった。損金で速攻で対処してほしい。もったいないなどと言わず損切をしなければダメだ。

ほかの攻撃陣も石井監督のプランに見合わない選手はすぐに入れ替えてほしい。

石井監督は風間監督のように戦術に特化して黙々と選手を鍛えるタイプには見えない。

石井監督のプランに合わない選手を鍛えることは難しいのではないだろうか。

そういう意味からも強化部長には全面的に石井監督をバックアップしてほしい。

考え方の発想は簡単で来季もJ1で戦うと仮想して選手を決めていけばいい。

もし来季もJ1で戦うとしたら誰も同じメンバーでいいと思わないでしょ。

それがJ1昇格後を見据えたチーム作りであり、名古屋グランパスの発想法でもある。

 

もちろん私にも私情はある。

入れ替えてもいいと思っている選手の中には好きな選手も多く含まれる。さきほど名前をあげた菊地選手、河本選手もそうだ。

しかし、それを言ったら渋谷監督や伊藤監督の解任はどうなってしまうのだろう。

またチームはいっこうに強くなっていかない。

私情をはさまず、大幅な選手入れ替えを断行してほしい。

名古屋にできて大宮にできない道理はない。

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