ポルトガル、アルゼンチン、スペイン、
優勝候補にあがっていた国が
早くもラウンド16で敗退した。
ランキング1位のドイツ、
8位のポーランドにいたっては
予選通過すらできなかった。
興味深い現象が起こっているね。
昨日7月1日は
スペインvsロシア
クロアチアvsデンマーク
の2試合を見たけど
ある意味で似たような展開になった。
1-1のドローの状態で
延長戦に入り、決着がつかずに
PK戦になった。
スペインは延長戦も含めて
1,000本を超えるパス数を叩き出したが
それでもロシアの守備を崩すことができなかった。
クロアチアvsデンマークも
お互いが堅守速攻のチーム同士で
中盤のせめぎ合いが凄まじく
ボール奪取と速攻を狙って
スコアは低調でも
緊張感ある試合になった。
この2試合は
均衡を破るのは
セットプレイ以外ないのではないか
と思わせるほどの
双方のディフェンスの強さを感じさせた。
もはや、少なくとも先発で
2トップを採用するチームは
ウルグアイのような古豪を除いて
見られなくなった。
中盤を5枚、多ければ6枚にして
スペースを消しあうことが
このワールドカップを特徴づけるものになった。
戦術的に相手の良さを消すサッカーだ。