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ウルグアイ×フランス(7/6)決勝トーナメント準々決勝 0-2 堅守ウルグアイから2得点奪ったのはフランスだけ。立役者は1ゴール1アシストのFWグリーズマン。さよなら、ウルグアイ名監督タバレス。愛称は「先生」

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守備のお手本のような試合を見せてくれた両チーム。見ごたえがありましたね。本当に緊迫感のある試合で、ベスト8になってグッと試合が引き締まったような気がします。

ウルグアイはフランス戦まで予選3試合、決勝トーナメント1試合の計4試合戦ってわずかに1失点。興味があったのは、その堅守のウルグアイから、決勝トーナメント1回戦でアルゼンチンからインパクトのある2ゴールを奪ったフランスFWエムバぺをウルグアイが防ぐことができるかということだった。

案の定フランスは勢いのあるエムバぺにボールを集めて、ウルグアイの牙城を崩そうとしているのは分かったし、エムバぺも果敢に攻める姿勢を見せてくれた。ただ、中央の守備が堅いウルグアイに対しては、エムバぺの攻撃はサイド攻撃に限定されることが多く、クロスボールは入れていたと思うが、決定的なシュートチャンスはほとんど作ることができなかった。

中盤はウルグアイの選手の寄せが早く、フランスのMFポグバも縦への早い攻撃を一切させてもらえない状況にさせられていた。アルゼンチン戦で、効果的な縦パスを供給していたベテランMFマテュイディも累積警告で出場できなかったために、フランスは有効な縦への攻撃が、速攻も含めてできない状態が続いた。

一方でFWカバーニがケガで出場できないウルグアイも、フランスのディフェンスに苦しみ、FWスアレスに縦パスやクロスボールを供給することができなかった。スアレスは結果的にシュート0本で終わった。このことからも、いかにフランスの前線から中盤にかけてのディフェンスが、前線へのボールの供給を断つことに成功しているかが分かるだろう。

両チームとも攻守の切り替えとボール奪取の意識が高く、いい意味でお互いの良さを消しあった。従って、両チームが得意とする速攻もないまま、拮抗した試合になった。

このような試合で均衡を破るのは、たいがいセットプレイになるものだが、まさにそのセットプレイを最初にものにしたのはフランスだった。

前半40分、FWグリーズマンのFKをレアル・マドリーに所属するDFラファエル・バランがヘディングで決めた。ヘディングシュートも素晴らしかったが、グリーズマンの正確なキックから生まれたゴールだった。

ウルグアイの名監督、タバレスも後半に入り比較的早く選手交代で動いたが、今度はフランスがボールを回し始め、時間を上手く使われてしまった。

そして後半16分、試合を決定づけたのはMFポグバとFWグリーズマンだった。

中盤でボールを奪われたウルグアイはMFポグバにドリブルを許してしまった。ウルグアイのMFやDFがポグバに寄せようとしたほんの一瞬、サイドに開いたFWグリーズマンをフリーにして、シュートスペースを与えてしまった。グリーズマンはこのチャンスを見逃さなかった。

左足一閃、無回転のブレ玉をGKムスレラの正面に蹴り込んだ。ムスレラの手前で変化したボールを、思わず後ろにファンブルしてしまった。この試合まで4試合1失点のGKムスレラも、あんなボールを蹴られてはひとたまりもなかっただろう。FWカバーニのいないウルグアイにとって、このゴールで試合はほぼ終わってしまった。

エムバぺのような若手が活躍しなくても、今度はベテランが活躍する。フランスのチーム力のバランスの良さを感じさせる試合になった。(ベテランと言っても、ポグバ25歳、グリーズマン27歳だけどね)

 

個人的にはウルグアイのタバレス監督が好きだ。

就任12年、ワールドカップ4回目という名物監督だけど、なぜこのような強いチームを作ることができるんだろう。選手からも一目置かれ、タバレスも心から選手のことを信頼しているのが感じられる。難病のギランバレー症候群になり、年齢もあろうが以前よりだいぶ痩せたようにみえるタバレス。試合前に、歩行が困難なタバレスに対して、フランス代表デシャン監督のほうからウルグアイのベンチに挨拶に行く姿に感銘を受けた。

タバレスの愛称は「先生」。だけどこの試合を見ていて、可愛い息子たちと戦っている「お父さん」に見えたのは私だけだろうか、笑。

いつかこんな日本代表監督が現れたらいいかもしれないね。

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