残念ながら浦和レッズがクラブワールドカップの初戦で負けてしまった。
相手はUAEのクラブのアル・ジャジーラだった。
ACL決勝で浦和が対戦したアル・ヒラルとは対照的で、ドン引きして守るアル・ジャジーラにボールを持てた浦和。
中盤のプレッシャーもそれほどなく試合の主導権を取っていた。
ポイントは前半28'のプレイ。
右サイドを突破したFW武藤雄樹の絶妙なクロスボールにFW興梠慎三が合わせられなかった。
FW興梠は相手DFの視界の外からファーポストに飛び込んで完全にフリーだった。
このプレイでゴールできなかったのは痛い。
後半にアル・ジャジーラの速攻に遭い、失点してそのままズルズルと試合が終わってしまった。
去年の鹿島アントラーズのようにJリーグのクラブがレアル・マドリードのような一流のクラブチームと公式戦をするのを見たかっただけに残念だ。
ところで、驚いたのはアル・ジャジーラの監督がオランダのヘンク・テン・カテだったこと。
私は調度ヘンク・テン・カテがバルサのコーチをやめた次のシーズンにバルサの試合をカンプ・ノウに観に行ったことがある。
バルサはその時はまだ強かったが、ヘンク・テン・カテがいなくなったあとの影響が大きく、ライカールトが徐々に選手を束ねられなくなっていった、というようなことを聞いたことがある。
テレビで見るテン・カテは思ったよりまだ若々しく、懐かしいものがあった。
私のように驚いたサッカーファンも多いのではないだろうか。
そのテン・カテが指揮するチームがレアル・マドリードと対戦することになった。
よっぽどマドリーと縁があるんだね、テン・カテは。(笑)