レアル・マドリードがアル・ジャジーラを2-1で降しクラブワールドカップ決勝に進出した。
レアル・マドリードのゴールは決めるべき人が決めた。
クリスティアーノ・ロナウドとガレス・ベイルだ。
ベイルは途中出場だった。
先発したFWベンゼマも何度も得点機を作ったが無得点に終わった。
それにしてもストライカーがいるクラブは圧巻だ。
この試合は両チームとも比較的ディフェンスが緩くある意味で締まらないものだった。
レアル・マドリードはスペインのリーグ戦やCLで疲労があるだろうしアル・ジャジーラもクラブワールドカップ3戦目で疲れているだろうからある程度仕方のないことだと思う。
しかしそんな締まらない試合を締めるのはやはりストライカーだった。
それはレアル・マドリードに限らずアル・ジャジーラも同様だ。
アル・ジャジーラの1点はブラジル人FWロマニーニョが決めた。
特にレアル・マドリードFWガレス・ベイルは約2ヶ月間のケガ明けで11月下旬に復帰したばかりにもかかわらず、この試合で途中出場した最初のボールタッチでゴールをして見せた。
いかに決定力があるかを物語るような選手だ。
ストライカーがいるクラブは強い。
ましてレアル・マドリードはクロアチア代表のモドリッチやスペイン代表のイスコのような得点能力があるMFも擁している。
私がレアル・マドリードに感心するのは攻撃系の選手にドリブルができない選手がいないということだ。力強くボールを前に運ぶドリブル力があるFW・MFを見ると本当に羨ましくなる。
パス回しの他にもドリブルの武器をほとんどの選手が備えている。
ブラジル代表のマルセロのようにドリブルのできるDFもいる。
このクラブが世界最強と言われる所以が分かる気がするのだ。
決勝は本田圭佑がいるパチューカを破ったブラジルのグレミオとのことだが、かつてロナウジーニョがいたブラジルの名門クラブがどのように威厳のあるサッカーでレアル・マドリードと戦うかが楽しみだ。
レアル・マドリード対アル・ジャジーラ戦はビデオアシスタントレフリーによって2点が覆った試合だった。得点に係わるオフサイドの判定に対するものだった。レアル・マドリード、アル・ジャジーラ双方の判定に誤審があった。
私は今まで試合の流れを止めてしまうビデオアシスタントレフリーの導入をやや疑問視していた。
しかし、今日のような比較的難しくないように思えたオフサイド判定に誤審があるようだと、導入も止むを得ないのかもしれない。
極力試合を止めてほしくないという思いは変わらないのだが・・・。
日本のサッカー界はオフに入ったが、海外サッカーは熱い戦いが続いているよ!迫力あるプレーを楽しもう!