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フランス×アルゼンチン(6/30)決勝トーナメント1回戦 4-3 覚醒したかのようなフランスの新鋭FWエムバぺが逆転弾。ベテランから若手まで、すべての年代の選手が躍動したフランスがアルゼンチンを撃破した。

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エムバぺに謝らなければならない。

 

エムバぺがグループリーグで

ワールドカップ初得点をした時

あまりインパクトのあるゴールだと

感じなかったせいか、心の中で

つい若き日のティエリ・アンリと比べて

フランスが背番号10を与えるような選手なのか?

と、エムバぺを過少評価してしまった。

また、パリ・サンジェルマンでは

ウルグアイ代表のカバーニの方が

まだ存在感があることも手伝って

そう思ってしまった。

 

とんでもない謝りだった。

 

アルゼンチンのMFやDFを

目の覚めるようなドリブルで置き去りにして

先制ゴールのPKのお膳立てをした。

 

その後も

混戦のペナルティエリア内から

鋭いシュートモーションで奪った

逆転ゴールや

速攻による長いフリーランニングで

奪ったダメ押し弾といい

予選の時とは

明らかに動きの質やスピードが

ギアチェンジしていて私を驚かした。

 

若手ではエムバぺの他にも

22歳DFパバールが

スペイン代表のナチョが

ポルトガル戦で決めたような

右足のダイレクトボレーを決めた。

まるで、卓球でカットボールを打つかのような

抑えたこれ以上ないほどの

いいボレーシュートだった。

 

まだ謝らなければならないのは

ポグバ以外で

縦パスを入れられるような

MFはいないと思っていたけど

ベテランMFのマテュイディが

地味だけどゴールに結びつくような

きれいな縦パスを2度ほど通していた。

 

グリーズマン、ポグバのような中堅選手ほか

マテュイディのようなベテランや

新鋭のエムバぺ、若いパバールまで

すべての年代の選手が躍動したフランスが

アルゼンチンを撃破してしまった。

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