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明智小五郎とシャーロック・ホームズ《何かを超越しろ!ドラマも小説もな》

投稿日:2019年12月21日 更新日:

江戸川乱歩の小説が読みたくなって《紀伊國屋書店》に出かけた。江戸川乱歩の小説は角川ホラー文庫のシリーズ(全八巻)で集めようと思って、第二巻まで購入したままそこで止まっていたので、角川文庫のコーナーへ。

お目当ての第三巻はすぐに見つかり(さすが紀伊國屋さんの品揃え)手に取ってみる。ん?こんな装丁だったかな?と思いつつも、本の裏のあらすじを読むと、表題にもなっている『屋根裏の散歩者』が面白そう。探偵明智小五郎が出てくる。おー、と少し感動する。というのも、実は私は今まで明智小五郎が出てくる小説を読んだことがない。明智小五郎と言えばテレビの天知茂のイメージしかなかった。もともと探偵ものにあまり興味がなかったからだが、とうとう自分も明智デビューするのかと思うと「俺は日和ってなんかいない!」と強がってみたくなる。

最近もディーン・フジオカが演じる『シャーロック』(フジテレビ 2019年)を見た。コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』が原作の探偵もの。『シャーロック・ホームズ』は読んだことがあったけど、設定を現代の日本に置き換えて、それをディーン・フジオカとEXILEの岩田剛典が演じるとこうなるのね、と妙に納得させられる。というより強制的に納得させられた。

事件の推理が佳境に入ると、ディーン・フジオカが劇中でヴァイオリンを弾き出すシーンがどうしても意味がわからんと、友人が私に向かって文句を言うので、

「そこに意味を見つけてどうする!世の女性ファンはディーン・フジオカが見たいんだ!ディーンがヴァイオリンを弾くのを見ただけで卒倒するんだよ!受け入れろ!」

と説教してやった。それに、同じくディーン・フジオカが演じた『モンテ・クリスト伯』(フジテレビ 2018年)に比べればいくらかその荒唐無稽さは緩和されているはずだ。『モンテ・クリスト伯』はデュマの『巌窟王』が原作だけど、あと1本くらい古典ものの名作をディーン・フジオカがやれば皆あきらめるはずだ。ディーンなら仕方がないと・・・。

何かのテレビ番組でディーン・フジオカが”ディーン・タピオカ”と普通におやじギャグを言っているのに、皆あたり前のように受け入れていた。そう、何を言うかじゃなくて、誰が言うかなんだ。どう演じるかじゃない、誰が演じるか。

俺たちには必要なんだよ!ディーン・フジオカや金城武のような、何かを超越したような存在が!

 

『屋根裏の散歩者』(江戸川乱歩)を買って帰ったら、やっぱり装丁のイラストとデザインが新装されていた。前のツルツルした感触の紙質とイラストの方が好きでした。(すみません、角川さん)

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