「 年別アーカイブ:2020年 」 一覧
このミステリーがすごい!2020年版《作家・作品に出会い、そして寝不足になる》
2020/01/27
-読書で散歩
『このミステリーがすごい!2020年版』(宝島社 2019年)が昨年末に売り出されていることは知っていた。今年の表紙は乃木坂46の白石麻衣。書店の面陳列に見かけても何度も素通りして買わない。というのも ...
書店員まことの晩餐《好きなものを、好きなだけ、はエネルギー》
2020/01/24
-読書で散歩
『書店員まことの晩餐』(さかきしん 少年画報社 2019年) これも昨年末に《未来屋書店》で面陳列されていたのを発見して買った漫画だ。やはり年末年始はゆっくり本が読めるので、小説や漫画の購読意欲が増し ...
名古屋カフェ散歩 その3《カフェ文化は現代の茶の湯》
2020/01/23
-読書で散歩
今月から始まったドラマ『知らなくてもいいコト』(日本テレビ)の第1話を見ていたら、週刊誌の記者役の吉高由里子が、取材のために茶道を習うシーンがあった。記者は茶室での会話を師範にたしなめられる。「時代劇 ...
名古屋カフェ散歩 その2《物語のようなガイドブック》
2020/01/22
-読書で散歩
『名古屋カフェ散歩 喫茶ワンダーランド』(川口葉子 祥伝社黄金文庫 2019年)は立派な文学だと思った。カフェ文学なんて定義はないだろうけど、それが小説なら、カフェのマスターが難事件を解決するミステリ ...
名古屋カフェ散歩 その1《カフェ文化と写真の宝石箱》
2020/01/21
-読書で散歩
「名古屋では江戸時代に茶の湯が盛んになって、庶民にも抹茶を点(た)てて飲む習慣が広く浸透したんですよ。それが残っているんでしょうね」 (川口葉子 『名古屋カフェ散歩 喫茶ワンダーランド』)   ...
舞妓さんちのまかないさん《グルメ漫画は強し》
テレビドラマ『グランメゾン東京』(TBS 2019年)は記憶に新しい。キムタク主演のフランス料理店の話し、と聞いただけで面白そう。そんでもって面白かった。ドラマの中でジビエ料理というのが出てくるけど、 ...
まだ結婚できない男/俺の話しは長い《オリジナル作品は強し その4》
昨年の秋冬にやっていたドラマで面白くて脚本でも読んでみたいと思ったオリジナル作品を2本。 尾崎将也脚本『まだ結婚できない男』(フジテレビ 2019年)と金子茂樹脚本『俺の話しは長い』(日本テレビ 20 ...
Q10(キュート)《オリジナル作品は強し その3》
ドラマ『Q10』も脚本家木皿泉によるオリジナル作品だ。木皿泉は夫婦脚本家のペンネームだという。 ストーリーは全く違うが、『Q10』とモチーフが似ていると思う作品がある。先日も紹介したドラマ『泣くな、は ...
Q10(キュート)《オリジナル作品は強し その2》
中尾「人は、なれるものになるんじゃなくて、なりたいものになる―違いますか?」 (木皿泉 『Q10』) 『問題のあるレストラン』(坂元裕二 河出文庫 2015)を読み終わると、さっそく次の ...
問題のあるレストラン《オリジナル作品は強し その1》
昨日は小説と脚本の違いについて書いてみた。その中でやっぱりオリジナルの脚本はいいなあということもあったので、今日はお勧めのオリジナル脚本を紹介することにした。脚本を紹介するというのはドラマも紹介すると ...